布施将夫 松籟社ホキュウセン ト ガッシュウコク フセ,マサオ 発行年月:2014年03月 ページ数:285, サイズ:単行本 ISBN:9784879843289 布施将夫(フセマサオ) 1971年生まれ。

京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。

博士(人間・環境学)。

現在、京都外国語大学専任講師。

専門はアメリカ史。

特にアメリカの政治史と軍事史の新たな総合をめざし、軍隊と政治、社会の相互関係に関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 鉄道と軍事から見た合衆国形成史ー南北戦争から第一次世界大戦までを中心に/本論(南北戦争時の鉄道軍事利用と国家統合ー戦争前期(一八六一ー一八六三年)のヴァージニア戦線における北部を対象に/アメリカ大陸横断鉄道の建設構想ー一九世紀中葉から立法化までの議会動向を中心に/USMRR(合衆国軍事鉄道局)のハーマン・ハウプトとゲティズバーグの戦い/陸軍省参謀部の創設と鉄道ー軍制改革期のレトリックと実態/第一次大戦期アメリカの産業動員ー鉄道庁創設の意義をめぐって)/結論 国家形成過程の皮肉/補論 現代日本における外国史研究の実状と課題ー軍事史、戦争史に注目して こんにちのアメリカ社会が形成される上で決定的な役割を果たしたのは「戦争」そして「鉄道」である。

この二点ともに深くかかわる「補給戦」に本書は焦点を当てる。

南北戦争から第一次大戦までの時期を中心に、アメリカ陸軍の補給の実態を検証し、それがアメリカをどう変えてきたかを分析する。

本 人文・思想・社会 軍事

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